ぐっさんルーム

30代独身男性が語る車と写真とその他いろいろ

【第24夜】おばちゃん&おっちゃん

(2012年当時の話です)

第2段階
技能 11, 12

今日は土曜日ということでいつものように自転車をこいで教習所へ通います。
雲は出ていますが気温も暑いくらいで、自転車で風を切って走るのはとても気持ちのいい日でした。
さてそんな気持ちとは裏腹に教習の方はあまりよくありません。
実は、第2段階の技能12教程終了までの間に復習項目が残っていた場合は、追加教習(有料)を受けて復習項目をなくさないと次に進めないようになっています。
私の状況はというと、前回終了時点で復習項目がまだ3つも残っていました。
それがこの3つ。

  1. 進路変更
  2. 交差点の通行
  3. 道路及び交通の状況に会わせた運転

これらを今日の2時間の間になくすべく、今回はいつも以上に気合いを入れて本気になって運転してきました。

  • 11教程:指導員は大阪のおばちゃん

初めて担当になる指導員の人でしたが、指導員紹介の顔写真を見ると完全に『大阪のおばちゃん』でした。
お喋りな人なんだろうか?と思っていましたが、実際会ってみると案外さっぱりしている。
むしろこちらにあまり興味がないようでほとんど会話がありませんでした。
しかし指導の方はきちんとしており、交差点の左折が苦手だと言ったら進入速度をもっと早めに落としたり、方向指示器を出すタイミングなどのコツを教えてくれました。
また進路変更も何度かおこないコツをつかむ事が出来ました。

一通り路上で走った後は教習所に戻ってきて縦列駐車の練習。
縦列駐車はもうコツをつかんでいるのでミスをすることもなく楽々クリア。
どうですか!という感じで自信満々で指導員に視線を向けると、暖かい日差しのせいか、指導員のおばちゃんは目を閉じて今にも眠りそうな様子でした。
教習所内ならまだ良いかもしれませんが、これが路上だったら駄目だろ!おい!と心の中で突っ込みを入れつつ、11教程は終了。
そして問題の復習項目は『進路変更』が消えて残り2つ。
あれ〜?『交差点の通行』も上手くできたと思ったのに駄目だったのか?まあ次で消えるだろ。

  • 12教程:指導員はおっちゃん

さて、ついに12教程に突入。
ここで残り2つの復習項目が消えないと先に進めません。果たしてどうなるのか!?
今回も初めて会う指導員でした。
時間になり車の所に向かうと、助手席のドア付近にジャージ姿のおっちゃんが立っています。
うん、ちょっと恐いかもしれないぞ。
まずはいつもの通り車の点検。
運転席でシートを合わせてバックミラー、ブレーキペダル、ハンドブレーキを点検します。
次にエンジンルームですが、ここで指導員がいきなり話しかけてきました。
「学科の11教程(自動車の保守管理)はもう受講してるな。じゃあコレなにか分かる?」とエンジンルームにある様々な装置の名称と何のために必要なのかを質問してきました。
学科で習ったはずでしたがあまり自信がなく、半分正解・半分間違いくらいの正答率でした。
うーん、まさかこんなところで問題が出されるとは気が抜けないな。

予想外のところで四苦八苦しましたが、教習開始。いざ路上へ!
走っている間はたまに雑談しつつ、交差点はいつも以上に慎重に運転。
周囲の確認も頻繁に行い、先の道路状況もかなり意識して運転していました。
結構上手くいったと思いましたが、2度ほどサードで交差点を右折しようとしてしまい、「セカンド、セカンド」と注意されることがありました。
路上の後は教習所内でまたもや縦列駐車の練習。
教習所内での縦列駐車はもはや簡単すぎてつまらん。
そして最後の坂道発進をしてから発着点へ帰る事になりました。
しかしここでまさかの事態が!
あまりにも久しぶりの坂道発進だったので、アクセルペダルとクラッチペダルの操作が上手くいかず2度もエンストしてしまいました。
まさかここで失敗するとは・・・もっと頑張ろう!
3回目でようやく坂道をクリアして発着点へ帰還。
ここで、さきほとのエンストが堪えたのか、エンジンを切るときにキーを逆に回してしまうという軽いハプニングもありましたが本日の教習はこれにて終了。

さて、気になる復習項目ですが・・・見事全てクリアしました!
これで晴れて次の項目に進む事が出来ます。
次は早速明日、午前中に学科を受けて、午後からまた技能教習があります。
ひとつの心配事が消えたので今日は気持ちよく眠れそうです。
それではまた明日お会いしましょう。