昨日、友人たちと兵庫県にあるグリーンエコー笠形と言うところへ写真を撮りに行ってきました。
撮影対象は『氷瀑』です。
『氷瀑(ひょうばく)』とは『凍った滝』のことなんですけど、皆さんご存知でしたか?
僕は初めて聞く言葉だったので、最初「氷瀑を撮りに行きましょ!」と言われたときは、「ひょうばく?水爆の間違い?水爆撮りに行くなんて何言ってんだコイツ?」と思ってしまいました。
「何言ってんだ」ってのは僕の方でしたね。
ちなみに氷瀑になっている滝は「扁妙の滝」というのですが、そこまで行くのには山道を歩いて行きます。
季節は冬ですから雪が降れば積もりますし、地面も凍っています。
あいにくそのような場所に行く為の装備がなかったので、当日、グリーンエコー笠形に行く途中の好日山荘で登山靴とアイゼンさらに登山用のズボンとグローブも購入しました。
全部で約4万円もしました・・・。
まあ今後も山の写真を撮りに行くことがあるかもしれないので別にいっか!
グリーンエコー笠形までは車で移動。
着いてからは登山用の服装に着替えて、徒歩で滝を目指します。
滝までの道のりは想像以上に山道らしい山道でした。
こんなのは序の口で、凍った地面に滑りそうになったり、大きな段差を登ったりかなりしんどかったです。
体力的には辛かったですが、僕は自然に囲まれてハイになってたようで、やたらと「ファイト!オー!」や「声出して行こう!」などと叫んでいました。
そんな苦労してようやく扁妙の滝に到着。
あいにく凍っている部分が少なかったですが、それでもその姿は僕らを圧倒するには十分でした。
さて、それでは扁妙の滝の写真をご覧下さい。
正直言って写真で見るより肉眼で見たときの方が圧倒的な存在感でした。
滝から吹き降りて来る強風と水しぶき、そして寒さに震えながらも時を忘れて約1時間もその場で写真を撮り続けたくらいです。
扁妙の滝を存分に撮影した僕らはさらに先に進み、扁妙の滝を一望できる「滝見台」というところで小休止をして、一気に下まで下りました。
下まで降りた後はさすがにクタクタになっていたので、「響きの湯」という準天然の温泉で汗を流しました。
そしてご飯を食べて腹を満たしてから帰宅。
楽しい一日でした。
今回、当日になって登山道具を揃えましたが、結局アイゼンは使用しませんでした。
いつかアイゼンを使用するような山にも登ってみたいと思います。
それではさよなら!