皆さんは英語で会議が出来るだろうか?
会社で英語会議がある時は、ある程度英語が出来る人が一緒に参加しているので、その人に助けを求めることが出来ていた。
しかし今日はその人が別会議で不在。たった一人で英語の会議に臨まなければならなかった。
そして何とかボロボロになりながらも1時間の会議を一人で乗り越えた方法をご紹介しよう。
ちなみに私が勝手にこの方法で乗り切れたと思っているだけなので、実は相手には全く伝わっていなかった可能性はある。というかありすぎる。
なので単なるネタとして以下は読んで欲しい。
ちなみに会議の目的は相手(海外の人)が、システム開発の要件を正しく理解しているかを確認することである。私はそのシステムの要件を把握しているため、相手の人に要件を説明してもらうことで、私が相手の理解度を確かめる。
説明の流れや質問をあらかじめ想定しておく
理解度チェックの方法はシステムの要件をまとめた資料をベースに相手に説明してもらう。もちろん資料の全て英語だ。
いくら私が要件を把握しているとしても、相手がどのような説明をするか分からないため、聞き取れなかったらどうしようもない。
そこで事前に資料の内容を精査し、説明の流れを予想し、相手の質問を想定する。
これをAIに任せる。
自分で考えてやると時間が掛かるし、分かっているからどこが分かりにくいかが分からない。だったら客観的に取り組めるAIに任せた方が適任だ。
AIなら英語資料であっても楽々読み解ける。
相手の英語が分からなかったらAIに聞く
会議はTeamsを使って行う。Teamsのプランによっては翻訳機能があるが、あいにく会社で使っているプランでは翻訳は使えない。
しかし文字起こしは使えるので、会議中の会話はつねに文字起こししておく。耳では聞き取れなくても目である程度読むことなら出来る。
それでも分からなければ文字起こしの文章をコピペしてAIに翻訳してもらう。
文字起こしは完璧ではないがAIなら不完全な文章でも補完して良い感じに翻訳してくれる。
もし相手が質問してきてこちらの回答待ちのときは、黙ったままだと、相手が困惑するかもしれないので次のような言葉を言ってから翻訳作業に取り掛かろう。
“I’m just checking the meaning using a translator, one moment please.” (翻訳ツールを使って意味を確認しています。少しお待ちください。)
これが長くて覚えられないならもっと短くこれでも良いかもしれない。
“Just a moment, please.” (少々お待ちください。)
相手に「ああ、この人は英語が苦手なんだな」と思われてしまうが仕方ない。事実なのだからそこは諦めて開き直ろう。
口頭で伝えるのが難しければ文章で伝える
先ほどは相手の喋りが難しいときは文字起こしをしてAI翻訳にかけたが、今度はこちらが喋る時の話。
英語の単語が難しかったり、長い文章だと伝わらないことがある。なぜなら発音も適当だから。
それでもなんとか伝える方法としては口頭ではなく文章にしてしまう。
Teamsだとチャットが出来るので、英語の文章をチャットで相手に送る。もちろんチャットに書く文章もAI翻訳したものだ。
この場合も翻訳したりチャットに記入する時間がかかるので相手に待ってもらうように言っておくのがベター。
とにかく何か喋る
AI翻訳やチャットを使っていると黙ってキーボードを叩く時間が発生するが、それだと画面の向こうの人には何をしているのか分からず不安になってしまう。
だったら今自分が何をやっているかを簡単な家後で良いので口に出して「何かやってますよアピール」をする。
例えば、
I'm checking now… (今確認中です。)
や、
I'm translating now… (今翻訳中です。)
などでも良い。それでも間がもたなければ日本語でも何でも良い。とにかく黙らない。何か喋り続ける。
そしたら相手には何かしてることは伝わる。 たぶんそれが大事。
私はこれで何とか致命傷を避けて、英語会議を一人で乗り切った。