本日、我が子が無事に産まれた。 体重はおよそ2500g。少し小さめではあるが、とにかく可愛い。何度見ても飽きないほど、愛おしい存在だ。
立ち会い出産を経験した。 陣痛の時間からすでに想像を超える大変さで、傍で見ているだけでも辛さが伝わってきた。 出産の瞬間はまさに戦場。助産師さんたちの動き、妻の奮闘、すべてが濃密で、目を離せない時間だった。
それでも娘は約30分ほどで産まれてきてくれた。 初産としてはかなり早い部類に入るらしい。スムーズに出てきてくれたことに、ただただ感謝している。
出産後、妻も赤ちゃんも元気そうだったのが何よりの救いだ。 抱っこもさせてもらった。自分の腕の中で、小さな体が動き、泣き、あくびをする。そのひとつひとつがいとおしく、言葉にならない感情が込み上げてきた。
正直、緊張して体が固まった。下手に動かすのが怖い。 けれど、確かに自分の手の中に“命”があるという実感があった。
この先、間違いなく甘やかしてしまいそうだと思う。 それでもいい。そう思わせてくれる存在が、今日生まれた。
ちなみに、娘である。
