ぐっさんルーム

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【ネタバレあり!】読書感想文などを書いてみた2(すべて東野圭吾)

また後輩に小説を借りて読みました。
後輩は東野圭吾ファンなので、今回も東野圭吾特集です。

  • 眠りの森(東野圭吾)
  • どちらかが彼女を殺した(東野圭吾)
  • 悪意(東野圭吾)
  • 変身(東野圭吾)

眠りの森

眠りの森 (講談社文庫)

美貌のバレリーナが男を殺したのは、ほんとうに正当防衛だったのか?
完璧な踊りを求めて一途にけいこに励む高柳バレエ団のプリマたち。美女たちの世界に迷い込んだ男は死体になっていた。
若き敏腕刑事・加賀恭一郎は浅岡未緒に魅かれ、事件の真相に肉薄する。
華やかな舞台の裏の哀しいダンサーの悲恋物語。

(『眠りの森』裏表紙より)

加賀恭一郎シリーズ第2の事件です。
僕の持っていた加賀恭一郎のイメージは硬派な男で女性に興味ないと思っていました。
しかし、この物語の中で加賀は浅岡未緒に魅かれていきます。
加賀のイメージが変わった物語でした。
加賀、良い奴!

どちらかが彼女を殺した

どちらかが彼女を殺した (講談社文庫)

最愛の妹が偽装を施され殺害された。愛知県警豊橋署に勤務する兄・和泉康正は独自の”現場検証”の結果、容疑者を二人に絞り込む。
一人は妹の親友。もう一人は、かつての恋人。妹の復讐に燃え、真犯人に肉薄する兄、その前に立ちはだかる練馬署の加賀刑事。
殺したのは男か?女か?究極の「推理」小説。

(『どちらかが彼女を殺した』裏表紙より)

加賀恭一郎シリーズ第3の事件です。
なぜ究極の推理小説といわれているのか?
それはこの本を最後まで読んでも犯人が誰なのか明示されていないからでしょう。
犯人は一体誰なのか?
気になって仕方がなく、本気で犯人が誰なのか推理しましたよ。
ただ、本編を読んでも分からず、巻末についている「推理の手引き」を読んでようやく犯人が分かりました。
これは面白かった!

悪意

悪意 (講談社文庫)

人気作家・日高邦彦が仕事場で殺された。第一発見者は、妻の理恵と被害者の幼なじみである野々口修。
犯行現場に赴いた刑事・加賀恭一郎の推理、逮捕された犯人が決して語らない動機とは。
人はなぜ、人を殺すのか。
超一流のフー&ホワイダニットによってミステリの本質を深く掘り下げた東野文学の最高峰。

(『悪意』裏表紙より)

加賀恭一郎シリーズ第4の事件です。
犯人の犯行動機が二転三転して、最後はよく分からない状態になってしまいました。
しかし、そのよく分からないものこそが「悪意」の本質なのではないかと思います。
え?何言ってるのか分からない?
大丈夫です!僕もよく分かってません(笑)

変身

変身 (講談社文庫)

平凡な青年・成瀬純一をある日突然、不慮の事故が襲った。そして彼の頭に世界初の脳移植手術が行われた。
それまで画家を夢見て、優しい恋人を愛していた純一は、手術後徐々に性格が変わっていくのを、自分ではどうしようもない。
自己崩壊の恐怖に駆られた純一は自分に移植された脳の持ち主(ドナー)の正体を突き止める。

(『変身』裏表紙より)

大人しい青年である成瀬純一が凶暴な性格に変わっていく様子を、純一の困惑と恐怖、最愛の恋人の葛藤を通して見事に描かれています。
まあ若干エグい描写があるので、感受性が豊かな後輩はキツいと言ってましたが、中学生達が殺し合いを強いられる「バトル・ロワイヤル」に比べたら屁みたいなもんです。
加賀恭一郎シリーズは加賀と同じように推理しながら読むので読んだ後疲れますが、この本は先の展開がどうなるのか予想しやすかったので読むのが楽でした。
それはつまらないという意味ではありませんよ。

まとめ

それでは今回も読んだ本のランキングを作ってみましょうか。

第1位:どちらかが彼女を殺した
第2位:変身
第3位:眠りの森
第4位:悪意

現在また別の本を借りてるので、読み終わったらまた感想を書こうと思います。
それでは今日はここまで。
ありがとうございました!